(閲覧注意)
猫と共に生きてきて数十年。
正直、確実に油断してたと思う。
ある方から成猫を貰い受けて親戚の家の子になったクララちゃん(7歳オス)。
外に出たことがなく、繊細で怖がりな子。
わかってた、わかってたはずなのに、やらかした。
爪切りが苦手で、叔母も中々動物病院に連れて行かないので私が連れて行く事になったのがはじまり。
抱っこもさせてくれるし、大丈夫だと思ってた。
が、右腕を噛まれて中々離してくれなくて床に血溜まりができ始めて本気でやらかしたと気付いた。
が、ここで目線を外したら後々何もさせてもらえなくなる、負けた事になると謎の意識が私を独占していた。
なので私も左手で首を掴まえたまま「離して」とずっと話しかけても更に牙と爪を食い込ませてくる。
『ゴリゴリ』と骨にささる感触がした。
(明日仕事出来ないかもどうしよう)
(てか掃除大変💧)
(てか血こんなに出て私大丈夫なのだろうか)
という変な事考えてた。
パニックになってたんだと思う。
直前に歯医者に行って麻酔してもらってたのが多少効いてたのか痛みはまだ我慢出来た。
どのくらい経っただろうか。
実際5~10分ぐらいの出来事だったのだが、かなり時間が経ったように感じた。
どうにか離してくれて、クララも顔周りと前足が血だらけだった。
とりあえず逃げ場がない場所で格闘してたので立て直そうとクララをそのままにして自分を手当てしに向かった。
まず傷口を水洗いしてキッチンペーパーで抑えつつ消毒液を探したが何故か見つからずタオルで抑えて親戚の服を着て再度ケージに入れる為に再戦。
(ちなみに親戚は留守)
何とか入れる事に成功。
その間、血は全く止まらず。
猫が先か自分が先か考えたが、猫を動物病院に預けて自分も病院行こうと考え動物病院へ。
時間が夕方だったので自分間に合わず。
動物病院の助手の方に傷口の洗い方教えてもらいながら洗ってガーゼ巻いてもらって、クララも拭いてもらって一旦親戚宅に帰宅。
その後救急に行きました。
手が倍以上に腫れ上がり、動かそうとするだけで激痛。
本当にやらかしました。
救急の後、親戚宅に寄りクララに声掛けたら撫でさせてくれました。
その後ずっと申し訳無さそうな顔で見守り。
私がびっくりさせてしまった結果だからね。
本当にごめんねクララ。
着ていたニットもスカートも血だらけで真っ赤になってるのに気付いたのは帰宅してからでした。
この姿見たらそりゃみんな驚くよね。。。
動物病院で周りの人に引かれてたのはコレか。。。
その後外科に行き、薬も飲みながらなんとか3日目で少し動かせるようになりました。
腫れはまだ引かないですが。
猫もライオンやトラと同じネコ科だという事を完全に忘れてました。
一緒に暮らしてる高齢猫に心配されました。
今も腕にくっきり手の形の爪跡があります。
大丈夫かなと思ってたのですが、噛まれて血溜まりができた床を見た時の恐怖が拭えないので、文章にしてみました。
少しは落ち着いたかな。
怖がりな子も対策をすればこんな事にはなりません。
子猫の時に力加減を教えてあげれば、ここまで噛まないです。
小さい頃から愛情を持って教えてあげてください。
猫に限った事ではありませんが。
私も勉強になった出来事でした。